「アマチュア小説家」、まだまだ未熟で未だに趣味の範疇を超えない執筆活動に対して、あえて肩書きを付けるとしたら、この名前が多分ふさわしいだろう。
「小説家になろう」に投稿している一部の書籍化をされているユーザーさん以外の方々は、「アマチュア小説家」という名前があてはまると思う。
私は、四十歳を目前にして小説を書きたいという欲求が目覚め、小説家を目指しているワナビー野郎だ。
私は、他のユーザーさん達と比べたら圧倒的に読書量が少ないと思っている。
私は、小学生の頃のトラウマで本を読むのが嫌いだった。私の通った小学校では、読書をする事に力を注いでいて、本を読むと必ずと言っていいほど読書感想文を書かされていた。
私の頭の中では、「本を読む」⇒「読書感想文を書かなければいけない」⇒「嫌い」という式が構成されていた。
私が、読書の楽しさを知ったのは、三十歳を過ぎてからの事だ。
そんな男が小説家を志すとはなんとも滑稽な話だ。
今は、「小説家になろう」でお知り合いになったユーザーさん達が執筆した作品を読み、評価をし、感想を書き、私の書いた拙作を読んで頂き、評価、感想を頂く事に喜びを感じている。
互いに切磋琢磨して、筆力の向上をはかる環境がある事に喜びを感じている。
今は自分の好きなように作品を書く「小説との蜜月」を味わっていたい。
現在執筆中の「ボクとテツジの夏休み」を書き終えた後、六作品の連載小説の企画が挙がっている。
その他にも、エタッてる|(エターナル、果てしないという意味。未完)作品が、二作品残ってる。
後に控えている六作品及び、エタッてる作品を書き上げるまで、新人賞への応募は控えようと思っている。
新人賞応募用作品のタイトルや構想は、おぼろげながらできているのだが、今の筆力では書けないし、今は現在執筆中の作品世界を完成させる事に注力したい。
しかし、私の執筆活動を応援してくれる方々の中には、私の執筆した小説の出版を心待ちにしている方もいる。
私は、そんな方達の要望に「究極の自己満足」で応える事を考えている。
「究極の自己満足」とは、自費出版である。
自費出版と言っても、数十万、数百万も費用がかかるものではなく、数千円程度で紙の本を出版する事ができるサービスを提供しているサイトがあるのだ。
紙の本第一号には、「ボクとテツジの夏休み」を考えている。
「ハードボイルド主夫 竹田竜作」も紙の本にしたいが、小説の出版を心待ちにしている方には、コメディー作品よりも「ボクとテツジの夏休み」の方が良いと思っている。
そのサイトでは、電子書籍を基にして紙の本を作るらしく、ゆくゆくは「小説家になろう」に掲載している作品を、電子書籍化しようと考えていた私には、とても有益な情報だ。
自分の作品を販売して小銭を稼ぐ「チャリンチャリンシステム」を構築しようと思う。
そのためには、既存の作品に加筆修正を加えなければいけないけれど……。
今はアマチュア小説家として、「小説との蜜月」を味わいながら、「究極の自己満足」を実現したいと思う。
今回はこのへんで。
それではまた。